今回は独立前の方から頂く「1番多いご質問」を書かせて頂きますね。
その質問は「自分で独立」・「フランチャイズ」どちらが良いのか?です。
初めて起業する方にとっては悩ましい部分でしょう。
目次
最後は自分の好み!
結論から言えばどちらも一長一短があるので
最終的には自分の好みの問題だと思います。
勘違いしてはいけないのは
自分で独立しても、フランチャイズにしても
結局は「自分が頑張るしか生き残る道はない」ということです。
間違えても「どちらが儲るか?」なんて基準で考えないで下さい。
あき
では、どんなメリット・デメリットがあるか?書いてみます。
自分で独立する場合のメリット・デメリット
自分で独立する場合は何もかも自分でやるのが前提ですから
「何もかも自由」ということになります。
- 全て自由・何でも自分の思い通りになる
- 利益が出ればお金も全て自分のものになる
- お金も時間も自由なので最も「夢がある」のはこのスタイル
- 全て自由な反面、全て自分で考えて行動する必要がある
- 誰も何も教えてくれないので様々なことを学ぶ必要がある
- 基本的には「孤独」で仲間を作るのも大変
自分で独立した場合はやはり「自由度」はとても高いですが、
お金のことから行動まで何もかもが自己責任となります。
世間一般でいう「独立」は、この形かな?とは思いますが、
やり甲斐はとてもあるけど大変ではあります。
フランチャイズで独立するメリット・デメリット
一定のノウハウ提供があるものの「縛られる部分がある」となります。
- 名の知れた教室の看板を借りることができるので信頼は最初からある
- レッスンの研修や教室運営に関する一定のノウハウを手にできる
- 困ったことは手助けしてくれる体制があるフランチャイズが多い
- 高額な加盟金や月々ロイヤリティーがあり利益はあまり多くを望めない
- 決して加盟店になったからと言って「儲かる保証」はない
- 途中から「完全に独立」するハードルは高くルールを破ると裁判になることも
細かく言えばきりがなく、必ずどちらにもメリット・デメリットがありますので
やはり「どちらを選ぶか?」はあなたの判断です。
お悩みさん
私が独立する前に考えたこと
このままですと判断基準も少ないと思いますから
私が独立する前に考えたことを下記に書いておきます。
あき
私が独立する時は「フランチャイズ」という選択肢は全くありませんでした。
少し考えてフランチャイズでの独立は完全に頭から消えました。
考えたことは…
「フランチャイズがなぜ加盟店を募集しているのか?」ってこと。
考えたけど、納得できる理由が見つからなかったのですね。
もし運営・集客など「儲かる確率がかなり高いノウハウ」を持っていたら
他人になんて教えず全て自分で運営するだろう(最低でも直営店にする)。
そう考えたわけです。
確かにフランチャイズの「看板」や「教材」は魅力的ではあるものの
加盟金やロイヤリティーも私には払える余裕もありませんでしたし。
そんなわけでフランチャイズは考えずに自分で独立する道を選んだのですが
個人的には本当にそれが正解だったと思っています。
フランチャイズは絶対に良いと言えない理由
他の業種はわからないので無責任なことは言えませんが
英会話教室の場合フランチャイズ本体は絶対に損をしないビジネスです。
もちろん本体が儲かるのは良いことですが…
先生側が少しかわいそう。と感じることがあるのも事実で
だからこそ「絶対にフランチャイズが良いよ」とは言えないのですよね。
例えば、TVコマーシャルを見れば想像がつきますよね?
生徒募集よりも加盟店の募集に力を入れているフランチャイズもあります。
数百・数千万の広告費を使ってですよ。
フランチャイズの先生のところに生徒が集まるから本部が儲かるのではなく、
先生の加盟金が収入の柱なのでは?と感じてしまうのですね。
残念ながら「有名な教室」だからといって生徒が集まるわけではありません。
生徒を集めるには加盟店が頑張るしかないのでよね。
生徒は集まらないのですね~
お悩みさん
生徒が集まるか集まらないか。は、自分の努力ですから
最初の安心とある程度の運営ノウハウをお金で買うか・自分で切り開くか?
ここが決め手になるのではないでしょうか。
なお、フランチャイズに加盟する場合は「契約」ということは甘く見ずに!
サイン・捺印した書類は「後でこんなハズじゃない」と言って取り消せないので、
本当に慎重な判断をすることをおすすめします。
加盟金は100万円ぐらい。月々のロイヤリティーは10万円ぐらいにして
かなりの高確率で儲かるように設定しようかな?(超レクチャーもする)
※大変なのでやりませんけどね^^;
この判断から自己責任
最後書いておきますが自分で独立するか?フランチャイズに加盟するか?
この判断から自己責任で教室運営の始まりだと思います。
私は「自分で独立」の道を選びましたので、
記事はどちからといえば「自分で独立」を押している感じがしますが…
最初に書いたとおり最後はあなたの好みですから
後悔のない判断をして下さいね。
あき