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どのような教室を目指す?

どのような教室を目指す?

今回は「どのような教室を目指す?」を書かせて頂きますね。

教室を始めようと思ったら、
どのような教室を目指すか考えていかなければなりませんので
是非、参考にして下さい。

「仮」でも良いので決める!

よくターゲットを絞る。とか差別化をする。と耳にしますね。

学習塾にしても、英会話教室にしても、他のカルチャー教室にしても
飽和状態で狭い範囲に何軒もの教室が乱立していますよね?

ですから、どの教室も生き残りをかけ知恵を出し頑張るわけですし、
上手くいく人もいれば、上手くいかない人もいます。

そうなると話題になるのは「差別化」とか「ターゲット絞り」となるのですが、
消費者に「うちはこういう教室で、こういう人を求めてるよ」と伝えるために
あなたの目指す教室の内容を考えて決めて頂くことが必要です。

ただ、最初の段階では全てをキッチリ決めるのは難しいと思うので
「仮」となって良いと思います。(あとから変更もできるものは)

あき

最初からキッチリ決めるのは難しいからね

でも、最低限しっかり決めておきたいことはあります。

理念や教育方針・システムを決める

まずは、理念や教育方針・システムですね。

理念・教育方針・システム

  • どういうことを目指す教室なのか?
  • どのような学習方法・教授法なのか?
  • 決まった曜日・時間に通うのか? チケット制か? などなど

例えば、同じ英会話教室でも!

  • 会話がメインの「The 英会話か?」
  • 文法がメインの「英語教室か?」

この違いだけも、目指す方向性・学習方法なども違ってきますので
ここは先に決める必要はあります。

注意
「会話も文法も全て力を入れます」って言う方もいますが…
必ずしも「全て」が良いとは限らないのが難しいところ。
あえて「これ」という専門性を出すのも1つの戦略ですよ。

例えば、同じ英会話教室でも!

  • 毎週、決まった曜日・時間に通うシステムか?(回数の違いもあるね)
  • 好きな時に通えるようなチケット制か?

通い方も違えば料金も違ってくると思いますので、
ここも先にしっかり決めなくてはいけません。

できれば!
自分の周りを見渡しライバルを見ると良いですね。
いくら自分が良いと思っても、全くライバルと同じ内容だと弱いので
少し違った切り口を出すのが理想ですね。

このように教室が目指す方向や、通い方(システム)などは
しっかり考えて先に決めましょう。

キッチリ決めないといけないのね

お悩みさん

なお、理念にすごくこだわる方もいるのですが…
理念については「結果として出来るか?」が重要です。
立派な理念を掲げるのは良いですが、出来ないことを掲げるのはやめましょう。

ターゲットを決めるのは大切よ!

次にターゲットを決めて下さい。
ターゲットは「どのようなお客様に来て頂きたいか?」ってことです。

教室の方向性やシステムにも関わるのですが
ターゲットを絞るのはとても大切で「誰でもOK」としてしまうと
何がウリで誰に買って欲しいのか?伝わず売れないのですね。

一般的にターゲットは「細かく絞る方が良い」と言われています。

「皆さん」と呼ばれるよりも「○○さん」と名前を呼ばれた方が振り向く確率が高い。
つまり「私のこと?」と思うぐらい、絞るのが良いということです。

例えば、あなたが子供英会話を始めるとして

ターゲットを「教室の近くに住む共働きのご家庭のお子様」にした。

共働きということを考えれば保護者様の仕事の都合も考慮して
レッスンの時間を少し遅めに設定したり、土日もレッスンを開催したりと
ターゲットに合わせた教室作りができますね。

しかしターゲットを決めなければ何もかも漠然としてしまい
「私のこと?」と振り向く人が少なくなってしまいます。

なるほど。だからターゲット設定が大切なのね。

お悩みさん

もちろんターゲットを決めるからには「需要」も必要になりますので
あまりにマニアック過ぎて「需要がない」というターゲットはダメですよ。

料金(月謝)を決める

そして最後に料金になるのですが
料金は本当に難しく頭を悩ませる部分ですね。

ですので自分が生徒さんに何を与えたいか? しっかり考えてもらいたいです。

「安くすれば生徒が集まるだろう」と考えるのだと思うのですが、
中途半端に安くしても自分を苦しめるだけです。
書籍で「安売りをするな」という助言が多いのは「安売り」を勘違いする人が多いから。

しかし「安売り」を間違わなければ、月謝を安くしても支障はありません。

教室事業の主な収入源は生徒さんのレッスン代(月謝)です。
つまり「生徒さんがたくさん獲得できるなら料金も安くできるわけです」。

月謝10,000円×生徒50人=売上50万円
月謝5,000円×生徒100人=売上50万円 どちらも同じ「売上50万円」ですね。

問題は「集客出来るようになる努力がどれだけ出来るか?」と
値段以上の満足をどれだけ与えられるか?です。

このの2つができるなら安くて質も良い教室が成り立ちますし、
料金が高い大手の教室より確実に喜ばれます。

あき

ただ、めっちゃ努力は必要だよ!

すごく努力をする覚悟があれば、低料金でも私は良いと思いますので、
安売りに反対はしないし、そういう教室には生き残って欲しいと思います。

ですので、あなたが与えたいものを考え料金は決めて下さい。

安くして数を集めるか? 普通の値段でそこそこか? 高額で少人数か?
料金は賛否両論ありますが自分が与えたい道を選んで頂ければ良いと思います。

そして、理想の教室を目指し、頑張っていって下さいね。

ちなみに私は
とにかく人を集めるために最初「低料金」で始めました。
もちろん「作戦です」が、地域で一番安いってぐらいの値段で提供しました。
その作戦はまたどこかでお伝えしますね。