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ライバルの弱みから強みを考える!

ライバルの弱みから強みを考える!

今回は少し柔軟に考えて頂きたいと思い、
普通の考え方とは逆の考え方を少しお伝えします。

「サラサラ」っと書きますが…
これはとても大切な考え方だと思いますので、
ゆっくり読んで頂けたらと思います。

あなたの教室の強みって何よ?

「自分の教室の強みは何だろう?」

あなたも1度は考えたことがあるでしょうし、
「強みを活かし差別化しろ」ってビジネスの世界ではよく聞きますね。

あき

USPが大事だぞ!みたいな。
USPとは何?

  • Unique   独自の特徴
  • Selling  ウリ
  • Proposition 提案やメリット

私の解釈ですがUSPって
「うちの教室は独自のこんなウリがあるから来ませんか?」と提案するってこと。

集客するには「あなたの教室のウリ」が重要ってことですが
私も開校当初は「強み」についてすごく考えましたし、
どう「差別化するか」かなり悩みました。

ただ、いくら考えても自分を冷静に分析するのは難しいしですし、
どうしても自分のことは甘い分析になってしまうので
誰もが納得するような強みは思いつかなかったのですね。

ない脳みそで考えてみた結果
すごく考えたけど「私には無理だわ」ってなりました。
だいたいUSPなんて横文字は信用できないと諦めた。

ライバルの弱みを見つけるのは難しくない

なかなか自分の教室の強みが出てこなく諦めたのですが、
それでは消費者へのアピールが出来ないので発想を変えることにしました。

あき

自分の教室の強みというよりも
「ライバル教室の弱み」に注目して
ライバルにないものを強みすれば良くね?

自分の教室のことを考えるのは難しいのですが…
他人のことになれば甘く分析することもありません。
むしろ厳しい目線で見ることが出来るものです。

そこで競合他社のチラシやホームページを念入りに見たり、
人から聞いたりし情報を集め、ライバルの弱みあぶり出しました。

そしてライバル教室ができない「弱み」が分かったら、
その弱みの部分を自分が強みに出来るか考えてみて
出来るものは強みとして伝えていくことにしたのですね。

なるほど。まったく逆の発想ですね。
それなら私にもできそうです。

お悩みさん

自分の強みが的外れ
自分への評価は甘くなるので強みが的外れな人も多い。
「そんなの普通じゃん」ってことも自分への評価が甘いと「強み」と思い込む。
だったらライバルを厳しく見て、そこから自分の強みを考えるのが確実。

私だけ(性格の問題?)かも知れませんが…
人って「悪いところを見るほうが得意」じゃないですか?

あき

人を褒める回数よりも
文句や愚痴を言う回数のほうが多くない?
上記に当てはまる人はこの方法が良いと思う。

ライバルの弱みを見つける方法!

では、ライバルの弱みを見つける方法。
考え方を簡単に説明しますね。

例えば

ライバルの教室はネイティブ講師。
「うちはネイティブ講師です」と声高らかに消費者に伝えてる

自分は日本人でネイティブ講師とは違う。

この場合ネイティブ講師の教室でしたら
講師のことを差別化の1つにして消費者に伝えるのは自然の流れでしょう。

もちろん「100%ネイティブ講師が良い」と思っている方は、
ネイティブ講師という強みを良いと思いその教室を選ぶのは仕方ない。

ここがポイント

ただ必ずしも100%の消費者がネイティブ講師が良いとは思っていません。

「絶対に(何が何でも)ネイティブ講師に」と思っている人以外には、
少なからず不安や疑問・迷いがあるものなので

あき

ここでネイティブ講師にできないことを考える。
そこで出てきたのがライバルの弱み。
簡単にネイティブの弱みを書いてみる

  • 日本語がホボ完璧じゃなければ細かな意思疎通が難しい
  • 日本文化・日本人の特性を知らないと本当の日本人の気持ちはわからない。
  • 日本人がどうやったら英語を話せるか? 実体験を伝えられない
  • 英語と日本語の違いを説明するのは難しい(日本語が完璧じゃなきゃ)
  • 永住者は良いが母国に帰る人は期間限定で長く見てもらえない

このような感じで考えていくと
ネイティブ講師の弱みとなる部分もたくさん見えてきますし、
ライバルの弱みの中には自分の強みにできそうなものがありませんか?

確かにネイティブは強い。と思っていましたが
弱い部分もたくさんありますね~

お悩みさん

差別化に悩む方が多いですが
なかなかあなたの教室に特別な強みが見つからなくても
ライバルの強みの逆を突くことでの教室の良さを伝えられるのですね。

あくまで例にした「ネイティブ講師」というのは考え方を整理するためですが、
この考え方をするとライバルの弱みから自分の強みを発見できます。

自分の周りのライバル教室を見てごらん

今回は1つしか例を出していませんが
もちろん周りのたくさんのライバルを見て様々な弱みを出し
総合的に考え伝えることを決めて頂く必要はあります。

あき

ライバルの弱みから考えてみることは
1つの考え方の提案ですよ。

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上記のように、弱みを見つけるポイントはいくらでありますから
ライバルを見て考えば差別化も難しいことではないですよ。

集客をするには、お客様へあなたの教室の良さを伝える必要があります。
あとは「何をどう伝えるか?」じっくりと考えてみて下さいね。

注意
ライバルの「悪口」にならないよう気をつけてね。
消費者に「自分の教室の独自の強み」を伝えるのが目的ですからね。

生徒募集や運営に関する書籍も読んでおきましょう!